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畳が腐る原因とは?どうする?い草の性質でわかる対処法|和室の豆知識

  • 畳 | 2023/05/31

    畳が腐る原因をご存じでしょうか?


    畳はイ草を使用しており、湿気などを吸収する性質があり、そのまま放置してしまうと、カビが生えて畳が腐ってしまいます。

    そこで、今回は畳が腐る原因や予防法、畳が腐った時の対処法などについて紹介します。

    畳が腐る原因とは?

    まずは、畳が腐る原因について紹介します。

    畳が腐る主な原因は、次のような5点が考えられます。

    ・部屋の換気をしていない
    ・布団の敷きっぱなし
    ・加湿器を多用している
    ・窓の結露
    ・水害

    それでは、それぞれ詳しく確認していきましょう。

    部屋の換気をしていない

    部屋の換気をしてしないと、畳が腐ってしまいます。

    室内の風通しが悪いと、部屋に湿気が溜まり、溜まった湿気を畳が吸収してしまいます。

    定期的に部屋の換気をして、部屋の湿気を逃がし、新しい空気を取り入れることで、常に乾燥した畳の状態をキープすることができます。

    家庭環境によっては、共働きで1日中部屋を締め切っている状態のところもありますが、定期的に部屋の換気をするように心掛けましょう。

    布団の敷きっぱなし

    布団の敷きっぱなしも畳が腐ってしまう原因の一つです。

    畳の上に常に布団を敷いていると、畳の通気性が悪くなり、カビや腐りの原因となります。

    布団だけでなく、カーペットや敷物などを常に敷きっぱなしにしておくと、カビなどが発生しやすくなるため、注意が必要です。

    畳の部屋に布団を敷いて寝ている場合は、朝起きたら布団を畳むように心掛けてください。

    加湿器を多用している

    加湿器を多用していると、畳が腐る原因となります。

    加湿器は部屋の湿度を上げるために使われますが、畳に使われているイ草は湿気を吸収する性質を持ちます。

    部屋の湿度が高すぎると、畳が湿気をどんどん吸収してしまうため、カビや腐りの原因になります。

    また、冬や梅雨の時期などにヒーターなどを付けても、カビが繁殖しやすい温度が保たれてしまうため、注意が必要です。

    窓の結露

    冬や梅雨の時期に窓の湿気がひどい場合は、窓の結露が畳に垂れて、腐ってしまいます。

    特に外が寒い時期に結露が発生しやすいですが、定期的に結露を取り除くなどのお手入れをすることが大切です。

    水害

    水害によって、畳が直接水に触れてしまうと、畳が腐ってしまう原因となります。

    台風で窓が割れてしまったり、雨漏りなどが考えられますが、この時は原因が特定できているため、業者に依頼してプロに補修してもらいましょう。

    畳が腐ったままだとどうなる?

    畳が腐ったままの状態が続くと、次のようなことが起きる可能性が高いです。

    ・カビが発生しアレルギーの可能性もある
    ・ダニや虫の発生
    ・畳に凸凹ができる

    それでは、それぞれ詳しく確認していきましょう。

    カビが発生しアレルギーの可能性もある

    畳が腐ったままの状態が続くと、カビが発生して、アレルギー症状が出る可能性もあります。

    畳が腐ると同時にカビも発生してしまい、そのカビを吸い込んでしまうと、喘息などのアレルギーを引き起こしてしまう可能性も高いです。

    特に、小さなお子さんがいる家庭では、カビが原因で体調が悪くなってしまうこともあるため、腐ったままの畳は放置してはいけません。

    ダニや虫の発生

    腐ったままの畳をそのまま放置してしまうと、ダニや虫が発生してしまいます。

    ダニは目には見えないため、気が付かないことも多いですが、ダニに刺されることが多くなったり、場合によっては皮膚が腫れあがってしまうこともあります。

    畳が腐ってしまうと大量発生してしまうため、畳を新調するのが無難でしょう。

    畳に凸凹ができる

    畳が腐ったまま放置してしまうと、畳に凹凸ができてしまいます。

    畳が腐ると、畳全体が柔らかくなるため、腐った部分を踏むと凹凸が激しくなります。

    足腰が弱い人や、小さなお子さん、お年寄りが転んで怪我をしてしまうこともあるため、注意が必要です。

    畳が腐った時の対処法

    ここでは、畳が腐った時の対処法について紹介します。

    畳が腐ってしまった時は、次のような対処法を実践しましょう。

    ・しっかり換気する
    ・掃除の手順
    ・キレイにならない場合は交換

    それでは、それぞれ詳しく解説していきます。

    しっかり換気する

    畳が腐ったり、カビが発生してしまった時は、部屋をしっかり換気するようにしてください。

    部屋の換気をすることで、カビが発生しにくい環境を作ることができます。

    平日仕事で忙しい人はなかなか換気ができないことも多いと思いますが、朝出勤前に10分間だけ部屋の換気をしたり、扇風機で新鮮な空気と入れ替えるのも効果的です。

    また、どうしても部屋の換気ができない場合は、エアコンの除湿機能を使うこともおすすめです。

    掃除の手順

    畳が腐った時は、次のような手順で掃除をしてください。

    1.ホウキや掃除機で軽く掃除をする
    2.ブラシを使用してカビを優しくこする
    3.乾いた雑巾で拭き取る
    4.アルコールスプレーを吹きかけて除菌する
    5.扇風機などを使って畳を乾燥させる

    畳を掃除する時は、カビを取り除くためにゴシゴシこすってしまったり、濡れた雑巾などで拭くのは止めましょう。畳が傷ついてしまったり、カビ汚れが畳の奥に入り込んだりします。

    また、濡れた雑巾で掃除をして、濡れた畳をそのまま放置してしまうと、逆にカビが発生しやすい環境を作ってしまうことになるため、注意が必要です。

    キレイにならない場合は交換

    畳を掃除しても、どうしても汚れがキレイにならない場合は、畳を新しいものに交換するのもおすすめです。

    畳は一畳分なら安いものなら1万円以下で変えられますので、選択肢の一つとして考えておきましょう。

    古い畳の上にゴザを敷くには?

    最後に、古い畳の上にゴザを敷く時の方法について紹介します。

    ・畳を乾燥させる
    ・掃除機をかける
    ・防虫防湿シートを敷く

    それでは、それぞれ確認していきましょう。

    畳を乾燥させる

    古い畳の上にゴザを敷きたい場合は、畳をまず乾燥させてください。

    畳に湿気が溜まった状態でゴザを敷いてしまうと、湿気が逃げにくく、カビやダニが繁殖する原因となってしまいます。

    一度、外に出して畳を干して、乾燥させてからゴザを敷きましょう。

    掃除機をかける

    畳の上にゴザを敷く時は、敷く前に掃除機をかけましょう。

    掃除機を畳の目に沿って当てることで、ホコリが取れてキレイな状態にすることができます。

    ホコリは、ダニの餌になることも多いため、事前にできるだけ取り除いておきましょう。

    防虫防湿シートを敷く

    防虫防湿シートを敷くことも対策の一つです。

    防虫防湿シートは、ダニやカビなどを防ぐことができ、除湿効果もあります。

    畳の下に敷いて使うことが多いですが、畳とゴザの間に敷いて使用することで、ダニやカビの発生を防ぐことができます。

    畳が腐る原因まとめ

    今回は畳が腐る原因や、畳が腐った時の対処法などについて紹介してきました。

    畳が腐ってしまうと、カビやダニが繁殖してしまう原因となります。

    そのため、畳が腐る前にしっかり対策をしないと、腐る範囲がどんどん大きくなり、畳を張り替えなければいけなくなることもあります。

    畳を新しくすることも一つの考え方ですが、何度も張替えをすると費用もかかってしまうため、定期的に対策をすることを心掛けましょう。



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