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襖の張り替えは自分でできる?シール・アイロンタイプの接着方法を解説

  • 襖 | 2023/12/29


    襖の汚れや変色が目立ってくると、和室ならではの居心地の良さが損なわれてしまいます。襖の張り替えを自分で行なう場合、どのような手順で実施すれば良いのでしょうか。

    本記事では、襖の張り替え方法や接着方法について解説します。アイロンやシールでの接着方法の手順と注意点をまとめておりますので、ぜひご活用ください。

    襖の張り替えは自分でできる

    襖の張り替えが必要になったとき、自分で作業するか、専門店に依頼すべきか迷う方も多いでしょう。しかし、襖の張り替え自体は、基本のやり方さえ理解していれば、一般の方でもできます。

    時間をかけてでも安く仕上げたい方は、DIYに挑戦してみるとよいでしょう。仕上がりの美しさとスピードを重視する方は、専門店への依頼がおすすめです。ただし、襖の芯材まで劣化している場合は、襖全体の交換が必要となります。

    張り替えできない襖に注意

    襖を張り替える際、張り替え可能な下地であるかを確認しましょう。例えば、本襖(格子状の木枠がある一般的な襖)、戸襖(和室と洋室の仕切りとなる襖)、ベニヤ襖(表面がベニヤ板の襖)なら張り替えが可能です。

    量産襖として知られる段ボール襖、スタイロ襖(発砲スチロール襖)は、どちらも基本的には使い捨てとなります。上から新しい襖紙を貼り付けることができるタイプもありますが、襖が反りやすいため、張り替えには適していません。

    関連記事:
    【襖紙の種類別】プロが教える襖の張り替え方法!費用目安も併せて紹介

    襖の接着方法は3種類


    襖の接着方法には、おもに糊、アイロン、シールの3種類があります。

    襖の接着方法(1)糊

    襖の接着方法には、襖用の糊をハケで塗っていく伝統的な方法と、襖紙に塗られている糊を水で溶かして接着する方法があります。

    ただし、糊を使う接着方法はシワができやすく、糊が乾くまでに時間がかかります。作業の難易度が高いため、張り替え初心者にはあまりおすすめできません。

    襖の接着方法(2)アイロン

    襖紙の裏面に塗られている糊を、スチームアイロンの熱で溶かして接着する方法です。張り替えの際に微調整ができるため、初心者でも作業しやすいでしょう。

    襖の接着方法(3)シール

    襖紙の裏面にある両面テープの剥離紙をはがして接着する方法です。初心者でも取り組みやすい方法ですが、空気を抜きながら貼らないと、シワやたるみができてしまいます。2人以上で襖紙を引っ張りながら接着することで、きれいな仕上がりになるでしょう。

    なお、量産襖(段ボール襖、スタイロ襖)の場合は、アイロンかシールで接着を行ないます。糊で接着する方法は、下地が水分を含んで反ってしまうため不向きです。

    【初心者向け】襖の張り替え方法(1)アイロンを使う

    アイロンで襖紙を張り替える際は、以下の手順で作業を行ないます。

    1. 1.インテリアバールを襖本体と引手の間に差し込み、引き手を取り外す。
    2. 2.下地のホコリや汚れを取り除き、穴が開いている箇所は補修紙などで塞いでおく。
    3. 3.糊の付着を防ぐため、襖紙用のマスキングテープを枠に貼り付ける。
    4. 4.新しい襖紙を襖の上にのせて、貼る位置を決める。
    5. 5.襖紙がズレないように気を付けつつ、アイロンで襖紙を接着する。
    6. 6.枠の内側に合わせて、カッターナイフで余分な襖紙を切り取る。
    7. 7.仕上げとして、もう一度アイロンを当てる。
    8. 8.襖紙に切り込みを入れて、引き手を取り付ける。
    9. 9.マスキングテープをはがして、襖の汚れを拭き取る。


    アイロンを襖紙に当てる際は、骨組みに強く押し当てないように注意しましょう。強く押さえすぎると、骨組みの跡が襖紙に残ることがあるからです。

    また、襖紙にふくらみができた際は、「高温のスチームアイロン→高温のドライアイロン」の順に当ててふくらみを解消します。

    【初心者向け】襖の張り替え方法(2)シールを使う

    シールを使った襖の張り替え方法は、以下のとおりです。

    1. 1.襖本体と引手の隙間にインテリアバールを差し込み、引き手を取り外す。
    2. 2.下地のホコリや汚れを拭き取り、補修紙などで穴が開いている箇所を補修する。
    3. 3.襖の枠に襖紙用のマスキングテープを貼り付ける。
    4. 4.襖紙を襖の上に置き、貼る位置を決める。
    5. 5.襖紙の位置が決まったら、本体下部の両端の貼る位置にマーカーで印を入れる。
    6. 6.襖を天地逆さまにして壁に立てかけ、印に合わせて仮止めをする。
    7. 7.押さえハケを横方向に動かし、仮止めの部分を圧着する。
    8. 8.裏紙を20cm程度はがし、空気が入らないように上から下へと圧着する。
    9. 9.不要な部分の襖紙をカットする。
    10. 10.押さえローラーで仕上げの圧着を行なう。
    11. 11.襖紙に切り込みを入れて、引き手を取り付ける。
    12. 12.マスキングテープをはがす。


    襖紙の貼り直しを何度もすると、粘着力が弱くなってしまいます。位置を決めたら一度で貼ってしまうのが、きれいに仕上げるポイントです。仕上げ後に襖紙の一部がめくれてきたときは、木工用ボンドで貼り付けましょう。

    糊を使用した張り替えについては、以下の記事を参考にしてください。

    関連記事:
    襖の修理は意外と簡単!破れやはがれの補修、張り替えの方法を解説

    まとめ

    襖の張り替えは、大がかりな作業のように感じられるかもしれません。しかし、襖の種類や手順を理解していれば、自分で張り替えることは可能です。

    襖の張り替え作業に慣れていない方は、アイロンかシールタイプの襖紙から試してみるとよいでしょう。張り替えにかかる時間を節約したいなら、施工実績の豊富な和室の専門店、とりまつ畳にぜひご相談ください。

    TEL:0120-211-021



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