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畳でアレルギーになるって本当?お子さんも安心のアレルギー予防策5選

  • 畳 | 2021/01/06

    家を購入するとき、リフォームするときに、和室を作るべきか検討する方も多いでしょう。とはいえ、小さな赤ちゃんやお子さんがいる家庭では畳のアレルギーが気になってしまい、和室を作るのを躊躇してしまう方もいるのではないでしょうか。



    畳の部屋に憧れているなら、アレルギーに関する基礎知識、畳で起こりうるアレルギーの予防策を知っておきましょう。本記事の内容を参照しながら、和室の暮らしを快適に過ごせるように工夫してみてください。

    畳でアレルギーを起こす可能性があるって本当?

    結論からいうと、畳によってアレルギーが引き起こされることは、たしかにあります。ただし、必ずしも「畳は危険、フローリングは安全」というわけではありません。

    まずは、アレルギーに関する基礎知識を理解しましょう。

    そもそも、アレルギーとは?

    人間には、細菌やウイルスから身を守るためのシステムである「免疫」が備わっています。免疫は、健康維持には欠かせないものですが、ときとして花粉や埃、食物などの無害な物質に対しても攻撃してしまうという問題があります。この問題によって現れる症状(皮膚炎や鼻炎など)を「アレルギー症状」と呼びます。

    たとえ同じ環境に複数人がいたとしても、全員が同じようにアレルギー症状を訴えるわけではありません。何によってアレルギーが引き起こされるのか、どのような症状が出るのかも人それぞれです。

    畳に付着しやすいアレルギーの原因物質(アレルゲン)

    アレルギーの原因物質は「アレルゲン(抗原)」と呼ばれ、「吸入性アレルゲン」「食物性アレルゲン」「接触性アレルゲン」の3つに大きくわけられます。

    畳で起こりうるアレルギーは、「吸入性アレルゲン」が原因として考えられます。なお、畳に付着しやすいアレルゲンは以下のとおりです。

    • ・埃(ほこり)
    • ・ハウスダスト
    • ・カビ
    • ・ダニ
    • ・ペットの毛
    • ・花粉


    重要なのは、「畳があるとアレルギーが起こりやすい」のではなく、「畳に付着したアレルゲンを放置するとアレルギーが起こりやすい」ということです。

    つまり、畳のメンテナンスをこまめに行ない、吸入性アレルゲンの付着を予防すれば、畳のアレルギーを最小限に抑えることができるでしょう。

    畳で起こりうるアレルギーを予防する方法


    それでは、畳によって発生する可能性のあるアレルギーについて、具体的な予防策をチェックしましょう。

    こまめな掃除を心がける【大原則】

    大原則として、普段から畳のこまめな掃除を行ないましょう。畳の目にはアレルゲンが入り込みやすいため、室内用のほうきで奥の異物を掻き出すように掃除してください。

    自宅にほうきがない場合は、掃除機でも代用できます。掃除機をかける時間の目安は、1畳につき40秒から1分ほどです。畳の目に沿って、丁寧にかけていきましょう。

    もっと詳しく掃除方法を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

    参考記事:畳の掃除は意外と簡単!シーン別の方法と注意点まとめ

    薄めたお酢で畳を拭く【カビ予防】

    畳のカビ予防には、殺菌作用のあるお酢が効果的です。お酢を水で10倍に薄めたら、それを雑巾に染み込ませて固く絞ります。畳の目に沿って雑巾がけを行なったら、水分が残らないようしっかりと乾燥させてください。

    お酢が畳のコーティング剤となり、カビ予防の効果が期待できます。雑巾の代わりに、スプレーボトルを使って散布してもかまいません。

    布団や絨毯を敷きっぱなしにしない【カビ・ダニ予防】

    畳の上に布団や絨毯を敷きっぱなしにすると、カビやダニが発生しやすくなります。布団には就寝中の汗が大量に染み込むため、こまめに干して湿気を取り除くことが重要です。

    畳に布団や絨毯を敷くなら、長期間そのままの状態にせず、ときどき畳を乾かすタイミングを作りましょう。カビ予防のために、除湿シートやすのこを使って湿気を解消するのも良い方法です。

    換気・除湿をまめに行なう【カビ・ダニ予防】

    アレルゲンとなるカビ・ダニは、湿気のある場所を好みます。そのため、換気と除湿をこまめに行ない、カビ・ダニの繁殖しにくい環境を作ることが大切です。

    まずは普段から定期的に換気する習慣をつけて、部屋の風通しを良くすることを心がけましょう。除湿機や空気清浄機を併用するのもカビ・ダニ予防に効果的です。

    なお、和室での部屋干し、加湿器の使用などにより、湿度が大幅に上がってしまうこともあるため、気を付けましょう。

    ぬいぐるみや座布団を洗濯・天日干しする【ダニ予防】

    畳のダニを予防するためには、畳以外のもののダニ対策も必要です。畳の上に敷いた布団、絨毯、クッション、座布団などは、そのままの状態で放置せず、定期的に掃除を行なってください。

    特に見落としがちなのは、お子さんのぬいぐるみです。和室の掃除をするときには、ぬいぐるみにも掃除機をかけて、ダニを吸い取ります。掃除機がけが終わったら、洗濯と天日干しで仕上げを行なってください。

    なお、畳のカビ予防・ダニ予防に関しては、下記の記事でさらにわかりやすく説明しています。

    参考記事:畳にカビが…原因とすぐできるカビ取り方法、予防対策までまとめて紹介
    参考記事:畳に虫が発生!その原因とおもな虫の種類、予防法を解説

    まとめ

    初めて畳の部屋を持つとなると、アレルギー対策やメンテナンス方法など、気になることがたくさんあるかもしれません。しかし、定期的に畳の掃除を行なう、布団や絨毯を敷きっぱなしにしない、部屋の換気と除湿を徹底して行なう、といったことを心がけることで、アレルゲンであるカビ・ダニを予防できるでしょう。

    カビ・ダニの対処は自力でも可能ですが、あまりに状態がひどい場合は、畳の表替えや新調が必要です。「畳のアレルギーが気になる」「新しい畳に交換したい」という方は、畳の専門店であるとりまつ畳にお気軽にお問い合わせください。



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