以前は国内でのみ生産されておりましたイグサ。ただし欧米化の波の中で畳の需要は低下し国内のイグサ農家さんは大きな需要不足によりやむなくほかの農業へ転向せざるおえない状況もあり、現在でも農家さんの減少傾向にあります。そこで何とか畳を継承するべく老舗畳表メーカが海外でのイグサ生産の可能性を求め中国という地において作付けの研究を行い何年もの期間を費やし今の中国畳の生産が可能になりました。
それにより現在の国内の畳の需要と供給のバランスを保つことができているということになります。今では中国産が全体の割合が80%以上になっているのが現状です。日本人としてはやはりさみしい部分もありますが、先人が畳を守り抜くため後世に継承するため現在の中国産があるということは日本人の誇りでもあります。とりまつ畳では国産の農家さんと直接お話しし、中国では現地視察を行い高いチェック項目をクリアした品質のものを厳選しております。国産には国産のすばらしさがあり、中国産は中国産の意味があります。それぞれのいいところをしっかりとお客様へお伝えすることが弊社の使命であると思います。