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【保存版】畳のシミ取り方法!種類別の対処法をくわしく紹介します

  • 畳 | 2020/08/24

    【保存版】畳のシミ取り方法!種類別の対処法をくわしく紹介します

    和室で過ごす時間が増えるほど、畳のシミや汚れが気になるところです。ジュースやインクなどを畳の上にこぼしてしまい、対処法がわからずに焦った経験がある方も多いのではないでしょうか。


    シミには「子どもが畳にクレヨンで絵を描いた」「ペットが畳におしっこをした」など、さまざまな原因があります。本記事では、効果的な畳のシミ取り方法を種類別に紹介します。
    「シミ取り用の特別な道具を持っていない」という方でもすぐに試せるので、参考にしてください。

    畳にシミができやすい理由

    畳にシミができやすい理由は、畳に使われているイグサに水分を吸い取る性質があるからです。

    イグサには、空気中の湿気が多いときに水分を吸収し、乾燥しているときには水分を放出する性質があります。この働きによって部屋の温度や湿度を調整できるわけですが、水分を吸収しやすい分、畳にこぼした液体なども吸収しやすく、シミとして残りやすくなります。

    シミの定着を防ぐには、なるべく早い対処が必要になります。シミになりそうなものを畳にこぼしたときは、次に紹介する方法で対処していきましょう。

    【畳のシミ取り方法】ジュースや醤油をこぼした場合

    ジュースや醤油など、色の付いた液体を畳にこぼしたときは早急に拭き取ります。

    表面を拭き取ったら、ジュースなどがしみ込んだところに水分を吸収する塩、小麦粉、ベビーパウダーなどの粉末を振りかけ、水分とともに汚れを吸着させます。
    その後は、歯ブラシやスポンジを使って畳の目に入り込んだ汚れをかき出し、掃除機で吸い取ります。最後によく絞った雑巾で水拭きを行ない、十分に乾燥させましょう。

    この方法はジュースや醤油だけでなく、コーヒーやその他の食品、血液などにも応用できます。基本的なシミ取りの方法として覚えておくとよいでしょう。

    【畳のシミ取り方法】インクのシミを付けてしまった場合

    インクをこぼしたとき、拭き取ろうとして慌ててこするとシミの範囲をかえって広げてしまいます。ゴシゴシと強くこするのではなく、ペーパータオルなどを吸着させるように押し当てるのがポイントです。

    インクをある程度吸い取ったら、次は洗濯用の酸素系漂白剤を用意します。水で薄めた漂白剤を雑巾にしみ込ませて、シミを叩いて拭き取りましょう。

    この方法は、インク以外の濃いシミにも応用できます。ただし、漂白剤によっては畳が変色することもあるため注意しましょう。シミがなかなか薄くならない場合は、少しずつ漂白剤の濃度を上げて、様子を見ながら調整してください。

    【畳のシミ取り方法】ペットがおしっこしてしまった場合

    【畳のシミ取り方法】ペットがおしっこしてしまった場合

    ペットのおしっこも、ジュースや醤油などの食品と同じように、塩や小麦粉、ベビーパウダーで対処します。

    まずは、乾いた雑巾やタオルで表面の汚れをすぐに拭き取りましょう。
    そして、おしっこで濡れたところに、塩・小麦粉・ベビーパウダーのいずれかを振りかけて、歯ブラシやスポンジでこすったあと、粉末を掃除機で吸い取ります。
    雑巾をしっかりと絞って水拭きしたら、よく乾燥させましょう。

    このやり方でシミを取った場合、見た目はきれいになっても、おしっこの臭いが残ることがあります。そのようなときは、アルコール除菌スプレーやクエン酸水スプレーなどが有効です。臭いをそのままにしていると、また同じ場所におしっこをするペットもいます。マーキングをしている可能性もあるので、シミだけでなく、臭いも確実に消しておきましょう。

    【畳のシミ取り方法】灯油をこぼしてしまった場合

    畳に灯油をこぼしてしまったら、まずはペーパータオルなどを畳に押し当てて、油分を吸着させましょう。

    そして、粉末の洗濯洗剤か小麦粉、ベビーパウダーのいずれかをシミに振りかけると、粉末が灯油を吸って固まります。油分を吸った粉末を掃除機で吸い取ったら、「消毒用エタノールを含ませた布」、次に「濡れ雑巾」、最後に「乾いた雑巾」の順番で拭き取ります。このとき、畳の目に沿って拭くのがポイントです。

    ひととおりの作業が終わったら、畳に新聞紙を敷いて、その上に重りを乗せておきます。そうすると、畳の奥にしみ込んだ灯油を新聞紙がゆっくりと吸い取ってくれます。
    ただし、作業中に一酸化炭素中毒になるおそれがあるので、窓を開けて十分に換気をよくして行なうようにしてください。

    【畳のシミ取り方法】クレヨンのシミが付いた場合

    クレヨンのシミを水拭きすると、汚れが広がるおそれがあります。クレヨンのシミを落とすときは、成分に界面活性剤を含む合成洗剤(住居用洗剤)を使ってください。

    住居用洗剤の原液を使い古しの歯ブラシや布に付けて、畳の目に沿ってこすります。
    このとき、クレヨンの汚れが畳の目の奥に入り込まないよう、丁寧にこするようにしましょう。

    シミが薄くなったら、固く絞った雑巾で水拭きをします。最後に乾いた雑巾で、残った水分を拭き取りましょう。

    畳のシミは、種類別の方法で対処を

    小さなお子さんやペットを飼っている家では、ジュースや醤油をうっかりこぼしたり、クレヨン、ペットのおしっこなどで畳を汚してしまったりすることも多いと思います。そのような状況に備えて、シミ取りの手順とコツを覚えておきましょう。

    また、クレヨンとペットのおしっこではシミの取り方が違うように、それぞれのケースに適した道具を使うことも大切です。間違ったやり方で畳の状態を悪化させることのないように、正しい道具を使いましょう。

    シミが付いてから時間が経っていたり、汚れの程度がひどかったりする場合には、今回紹介した方法では解決できないこともあります。今回のやり方を試したけれど改善しないという場合は、畳の専門店でのメンテナンスや新調をご検討ください。



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