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畳が濡れたときの対処法とは?知っておきたい応急処置と予防策を紹介

  • 畳 | 2021/03/26


    「窓を閉め忘れて雨が入り込んで畳が濡れてしまった」「畳に飲み物をこぼしてしまった」など、予想外のトラブルで畳が濡れてしまうこともあるでしょう。そのようなときには、どのような応急処置を行なうべきでしょうか。

    畳をできるだけ長持ちさせるためにも、畳の性質を理解したうえで定期的にメンテナンスを行ないたいところです。本記事では、畳が濡れたときの対処法と、畳を濡らさないための予防策について解説します。

    畳が濡れた場合、すぐに対処が必要!

    多くの畳に使われている天然素材のイ草は、水分を吸収する性質があるため、濡れた状態で放置すると変色するおそれがあります。特にジュースや醤油のような色の付いた液体を畳にこぼした場合は、シミが定着しないように適切な方法で応急処置を施さなくてはなりません。

    また、畳はそもそも湿気に弱く、カビやダニが発生してしまいやすい点も問題です。健康面への影響も懸念されるため、畳を濡らしてしまった場合は、畳の状態がひどくならないうちに、早めに対処する必要があります。

    畳が濡れたときの対処法

    畳に液体をこぼした場合は、以下の方法で応急処置を行ないましょう。

    畳に水をこぼした場合

    畳が水で濡れた場合、まずは乾いたタオルや新聞紙などで表面の水分を拭き取ります。このとき、強くこすると水分が内部に入り込むため注意が必要です。

    タオルや新聞紙で応急処置をしたあとは、ドライヤーや乾燥機、エアコンなどを使って乾かします。大量の水をこぼした場合は、晴れた日に畳を干して乾かしたほうがよいでしょう。

    畳に色の付いた液体をこぼした場合

    色付きの液体(ジュース・醤油・コーヒー・血液など)を畳にこぼした場合は、小麦粉などの粉末を使用する方法がおすすめです。
    シミの範囲を広げないよう気を付けながら、以下の手順で行ないましょう。

    1.畳の濡れた部分を手早く拭き取る。
    2.塩・小麦粉・ベビーパウダーなどの粉末をかけて、水分と汚れを吸着させる。
    3.畳の目に入り込んだ汚れを、歯ブラシやスポンジなどでかき出す。
    4.掃除機をかけて、固く絞った雑巾で水拭きをする。

    上記が基本的な畳のシミ取り方法です。その他の液体(インク・灯油・ペットのおしっこなど)をこぼした場合は、下記の記事を参考にしてください。

    参考記事:【保存版】畳のシミ取り方法!種類別の対処法をくわしく紹介します

    畳を濡らさないための予防策3選


    液体をこぼす以外にも、畳はさまざまな理由で濡れてしまう場合があります。畳の劣化、カビやダニの繁殖などを防ぐためにも、以下の予防策を覚えておきましょう。

    畳の上に布団を敷きっぱなしにしない

    畳の上に布団を敷いて寝る場合は、面倒でも毎日片付けるのが望ましいでしょう。人は睡眠中にコップ1杯もの寝汗をかくといわれています。寝汗は布団に吸収されて底面に溜まり、布団と接している部分の湿気が高くなります。そのため、布団を敷きっぱなしにしていると畳にカビが発生する可能性があるのです。

    「敷きっぱなしの布団の下に、いつの間にかカビが生えていた……」という状況を避けるためにも、こまめに布団を片付けて湿気対策を行ないましょう。

    窓や壁の結露対策を行なう

    鉄筋コンクリート住宅の場合、特に注意が必要なのが「結露」です。寒い時期になると、室内と室外の温度差によって窓や壁に結露が起きます。室内の暖かい空気は水分を多く含んでいるため、窓際や壁際で冷やされると、空気中の水分が冷やされて水滴となるのです。

    結露によってできた水滴は窓や壁をつたって畳に染み込み、カビの原因となるおそれがあります。

    自分でできる結露対策としては、次の4つが挙げられます。

    ・加湿器の使用や部屋干しで、湿度を上げすぎないように注意する。
    ・こまめに換気をして、空気を循環させる。
    ・結露の発生しにくい暖房家具を使用する(エアコン・床暖房など)。
    ・結露対策グッズを使用する(結露防止シート・テープ・フィルムなど)。

    結露を防ぐためには、室内の湿度管理を行なうこと、換気をして空気を循環させることが大切です。冬場の結露を完全に防ぐのは難しいため、結露対策グッズを使って対処するのがよいでしょう。

    冷蔵庫を畳の上に直置きしない

    畳の部屋に冷蔵庫をそのまま置くと、結露や故障時の水漏れによって畳が傷んでしまうことがあります。畳が濡れるだけでなく、重みで畳がへこんでしまうのも問題です。

    そこで、畳に上に冷蔵庫を直置きするのは避けて、専用のマットを敷いておくのがよいでしょう。専用マットには、アクリル、板、コルクなどさまざまな素材があります。各素材の耐久性や厚さをチェックし、冷蔵庫の重量・サイズに合ったものを選んでみてください。

    まとめ

    畳の触り心地や香りの良さを長続きさせるためにも、畳の湿気対策・濡れ対策をしっかりと行ないましょう。畳が濡れたときの対処法を覚えておけば、もしものときの被害を最小限に抑えることができます。

    ただし、場合によっては自力での対処が難しいこともあるでしょう。そのようなときには、畳を新しいものに交換するのも一つの選択肢です。畳のシミや変色、カビ、ダニでお困りの方は、畳の専門店であるとりまつ畳にお気軽にご相談ください。



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